-
還暦ライヴ…23年の時を超えて
今年4月の或る日、1本の電話がかかってきた。大学の同期でホルン奏者の山内君からだ。もう何年ぶりだろう? 話の内容は「久しぶりにティビアでコンサートやらない?」というお誘い。ティビアというのは昔組んでいたアンサンブル「TI…
-
中止とか差し替えとか
中止 …いつも通り、普通にリハーサルは行われた。 「第7回モーニングコンサート」のプログラム前半は、作曲家の学生による新作と、コルンゴルト作曲のヴァイオリン協奏曲。自分はこの新作のpiccoloのみを担当していたので、後…
-
社会経済活動の再開と第7波
これは都内のあるパーティーの様子だが、見た感じではコロナ前に開催された、少なくとも3年以上前の光景と思いきや… 実際はつい先週の出来事である。流石に給仕さんやカメラマン等のスタッフの人達は全員きちんとマスクを着用していた…
-
感動の復活
ここ2年間、岐阜の子供達によるバンドの春と夏の合宿が立て続けに中止になっていたが、この夏遂に再開の運びとなった。但し今回は宿泊を伴わない「強化練習」という名目であった。 所謂「合宿」は講師も生徒も、そして担当役員の親御さ…
-
第16回フルート発表会
新型コロナウィルスの感染者数が大分減ってきて、政府自治体の行動制限がほぼ解除、岸田首相も「外では必ずしもマスクは必要ないかも」と発言している頃に、今回の発表会のプログラム進行表を作っていた。 ところがそれからほぼ1ヶ月の…
-
ちょっとした後悔と大きな不安
出演料は出ないが、久々なので興味本位で参加してみた。 そのコンサートは「チャリティー第九」。G大の教員・学生が一丸となって、ベートーヴェンの交響曲第9番を演奏し、その売上金は全額何処かに寄付するという、大イヴェントである…
-
大切な大切な…とても大切な仲間
嘘だろ?! 此奴は何てふざけたメールを回すんだ、これじゃ当の本人に失礼極まりないだろ!と、最初は目を疑った。電車の中でうつらうつらとしている最中に来たメールだから、夢かなとも思った位だ。その内容は 「当団ファゴット奏者の…
-
大フーガ
これまで、リサイタルや録音でふんだんに弦楽器の曲を採り上げ、また編曲の仕事でも、時折弦楽器用のそれを依頼される等、自分と弦楽器の関わりは深い。そんな中、嘗てのクラスメイト達が仲間内で弦楽四重奏団を結成し、ベートーヴェンの…
-
自分と沖縄の50年
丁度50年前の一昨日、1972年5月13日(土)、小学校4年生だった時の「帰りの会」(ホームルーム)で、担任のU先生がこう仰った。 「来週月曜日は沖縄返還のため、学校の授業は午前中で終わりです。」 オキナワヘンカンって何…
-
寅さん
生まれて初めて葛飾区柴又を散策してみた。折りしも連休の合間の平日で、思った程人出はなく、のんびりと巡る事ができた。 柴又といえば「寅さん」であろう。映画「男はつらいよ」シリーズは子供の頃から(TVでだが)よく観ていた。確…