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中止とか差し替えとか
中止 …いつも通り、普通にリハーサルは行われた。 「第7回モーニングコンサート」のプログラム前半は、作曲家の学生による新作と、コルンゴルト作曲のヴァイオリン協奏曲。自分はこの新作のpiccoloのみを担当していたので、後…
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ちょっとした後悔と大きな不安
出演料は出ないが、久々なので興味本位で参加してみた。 そのコンサートは「チャリティー第九」。G大の教員・学生が一丸となって、ベートーヴェンの交響曲第9番を演奏し、その売上金は全額何処かに寄付するという、大イヴェントである…
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大切な大切な…とても大切な仲間
嘘だろ?! 此奴は何てふざけたメールを回すんだ、これじゃ当の本人に失礼極まりないだろ!と、最初は目を疑った。電車の中でうつらうつらとしている最中に来たメールだから、夢かなとも思った位だ。その内容は 「当団ファゴット奏者の…
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2021年 今年の「曲」
…確かついこの間、2020年版でこの話をしたばかりだと思っていたのに、いやはや本当に月日が経つのは早いものである。 これ程まで1年が早いと思ったことはなかったが、その理由は単純に仕事が、特に演奏の本番が激減した事にも因る…
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コロナと声楽
演奏形態の中でもとりわけ飛沫やエアロゾルによる感染が懸念されているのが、声楽と管楽器だ。管楽器については最早マスク着用は不可能。声楽は可能だが、声そのものが妨げられるリスクはどうしても避けられない。 昨年G大は従って声楽…
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惜別
自分が若い頃はよく他の様々なプロオケにエキストラで使ってもらっていたが、その頃の正団員の中には隣りで吹いていて「この人大丈夫かな」と思わず心配してしまう事が何回かあった。何がどう心配なのか、要するにかなりヤバい状態なのだ…
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100曲
藝フィルの「モーニングコンサート」では、年に4曲ほど作曲科の学生によるオーケストラの新作が披露される。本日の公演でもその一つを演奏してきたが、数えてみたら今日のこの曲が自分にとってのモーニング新作の丁度100曲目という記…
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オケ…この1年
波乱万丈のGフィル2020年度が終わった。一昨日「Jr.アカデミー成果発表会」と称する中学生達のコンチェルト・シリーズを無事に終えて、今年度の業務終了。畏らく何処の大学も何処のオーケストラもそうだと思うが、こんな1年にな…
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危険な音楽
先日「アートルネッサンスコンサート」という名称の、若い音楽家達を応援するコンサートが開催された。その中に「本日世界初演」と謳われる新作があったのだが…つくづくこの曲には困り果てた。 パート譜はパソコンで綺麗に印刷されてい…
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見えない敵との戦い
「クラシック音楽のコンサートは満席にしても良い」という“お上”からの御達しが出た。それについての是非はともかく、プロオケにとっては取り敢えず嬉しいニュースであろう。 そんな世間の状況を他所にして、ウチのGフィルの場合はと…