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ちょっとした後悔と大きな不安
出演料は出ないが、久々なので興味本位で参加してみた。 そのコンサートは「チャリティー第九」。G大の教員・学生が一丸となって、ベートーヴェンの交響曲第9番を演奏し、その売上金は全額何処かに寄付するという、大イヴェントである…
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大フーガ
これまで、リサイタルや録音でふんだんに弦楽器の曲を採り上げ、また編曲の仕事でも、時折弦楽器用のそれを依頼される等、自分と弦楽器の関わりは深い。そんな中、嘗てのクラスメイト達が仲間内で弦楽四重奏団を結成し、ベートーヴェンの…
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2021年 今年の「曲」
…確かついこの間、2020年版でこの話をしたばかりだと思っていたのに、いやはや本当に月日が経つのは早いものである。 これ程まで1年が早いと思ったことはなかったが、その理由は単純に仕事が、特に演奏の本番が激減した事にも因る…
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2017年、今年の「曲」
そして今年も本当に早かった。年が明けたばかりの時は、あまり見当がつかなかったが、月日が経つに連れて演奏会やプログラムが徐々に決まっていき、その度に「まだ時間あるな」「考えてみればヤバいな」「あれもう時間がないゾ」といろん…
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指揮って何だ?
地獄の「リゲティ集」から僅か1週間後、10日のGフィル定期演奏会のプログラムは打って変わってベートーヴェンの第8交響曲とブラームスの交響曲第2番。クラシックの王道みたいなそれであった。 指揮はペーター・チャバというルーマ…