ゾロ目の日
「歳」という、自分が生まれてから何日経っているかを計測してくれる面白いアプリがある。
初期設定で自分の生年月日、もし判れば時間まで入力すると、たちどころに「今日は生まれてから何日目です」と教えてくれる。更に細かく、何時間何分何秒まで教えてくれる。
ちょっとブラックなのは「寿命」を任意に設定すると、寿命まであとどれくらい残っているか、教えてくれるのがなかなかコワい。
さて、それによると、今日は自分が生まれてから丁度22,222日という日だった。
この「生まれてから〇〇日」というキリ番的な数字は、自分に限らず誰しも何年何ヶ月経ったら同じように訪れる。例えば1000日目だと、誰でも必ず3歳と8ヶ月と25日位経った日に充たる。25日「位」というのは、途中挟まる閏年の有無によって微妙に前後するからである。
これまでのキリ番とゾロ目
実はこの記事は遥か昔にも書いていて、それは確か20年程前の誕生日の時だった。だが後で計算してみたら、意外と数日ずれていることがわかった。折角なので、今回は計算アプリと日記帳を元に、もう一回キリ番とゾロ目の日に何をしていたか、考察してみる。
生まれてから1,000日目=2歳と9ヶ月だったから、勿論日記も記憶も残っていない。ところが5,000日目というと、もう現在に至る日記に記録が残っている。
5,000日目=満13歳の8月18日。夏休み真っ最中だが、当時フルートを習っていたニコニコ堂音楽教室に月謝を払いに行き、ついでにレッスンを受けようとしたらレッスンは休みだったという、ちょっと理解に苦しむ話。
10,000日目=満27歳の4月27日。もう結婚していて、オケで仕事もしている時だったが、この日は半日位寝ていて、起きたら溜まっている手紙を書きまくっていたようだ。誰に向けたどんな手紙だったのか?
11,111日目=満30歳の5月12日。午前と午後でオケのリハの“ハシゴ”をしていた。
15,000日目=満41歳の1月4日。まだ正月休みで、妻子は何処か遊びに出掛け、家で独りダラダラと過ごしていたようだ。この年の正月は異常に暖かい日々が続いていたらしい。
20,000日目=満54歳の9月12日。12月のリサイタルに向けての準備を進めながらも、この日はスポーツジムとプールでフルトレーニングをしていた。
そして今日、22,222日目。自分は既にオケは引退し、ローンも完済し、子供も独立している境遇だが、今年は住んでいる団地の役員をやっている。今日は20,000日目の時と同じく、フルトレーニングをして帰って来た。
これからのキリ番とゾロ目
25,000日目=2031年5月22日。自分は満68歳になっている。意外と早く迎えそうである。
30,000日目=2047年1月29日。満84歳。
そして33,333日目=2056年3月15日。満94歳!自分の祖母が95歳まで生きたので、或る意味これは目標である。仮にここまで長生きできたとしても、自分の身体の状態・そして身の周りの状況・そして世界はどうなっているのか…気になるところである。