それから更に10年、今度は諸用で琉球大学へ。1月なのに桜が咲いていた(尤も本土とは違う種類の赤い桜だ)。その際に同時に訪れたのは「ひめゆり平和祈念資料館」と「旧海軍司令部壕」。
大変恥ずかしながら、これまでの訪問ではあまり気には留めていなかった沖縄のとても辛く悲しい一面をこの時初めて身をもって知り、「オキナワヘンカン」という言葉の持つ深い深い意味を、あれから40年も経って漸く理解した次第である。
関連記事:ひめゆり(旧ブログ 2013-1-11)
琉球大学の先生が仰るには、沖縄はスコール(暴風雨)も激しい時は激しく、移動には車が不可欠との事。そういえば台風って、その進路に関わらずその起点は必ずこの近辺だなと思うと、やはり自分はその生まれ育った時代といい土地といい(←晴天率の高い埼玉)実に恵まれているなと、つくづく思うのである。