思い出
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TIBIAで避暑中に…
TIBIA(ティビア)木管五重奏団。自分が30代の半ば位まで組んでいたアンサンブルだ。確かハタチの頃、G大の同期生同士で結成し、学内学外のコンサートに出演し、室内楽コンクールで入賞もしている。各メンバーは現在プロオケや大…
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2019年 今年の「曲」
(1月) 新年早々熊本で震度6/吉田沙保里レスリング引退/市原悦子さん死去。/大坂なおみ選手、全豪オープンで優勝し世界ランク1位になる。 (2月) 野田市小学生両親による虐待死事件/バイトテロ動画が社会問題に/水泳の池江…
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壁崩壊から30年
1990年8月31日、自分達夫婦は旅行でベルリンにいた。ここの東西を分裂する壁がその前年に壊されたというニュースは当然知ってはいたが、それがどういう事なのか、平和ボケしていた当時の自分にはよく解らない状態のまま、この場所…
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最初と最後
昨日はGフィル、今年度最初のモーニングコンサートの本番であったが、同時に平成最後のモーニングコンサートでもあった。プログラムはアッペルモンド作曲のトロンボーンとオーケストラの為の「カラーズ」、そしてブラームスのピアノ協奏…
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敬愛する我が師匠(5)〜祈り
川崎優先生は静かに旅立たれた。生きとし生けるものは必ず死ぬとは解っていながらも、やはりこの世に“居る”と“居ない”とでは全然違う。ここ数年、全く自分はお会いしていなかったくせに、何だか今は寂しい。寂しくてたまらない気分だ…
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敬愛する我が師匠(4)〜キューピッドのマーチ
川崎優先生は作曲家としても多くの作品を残してくれた。フルートや吹奏楽は元より、オーケストラ・弦楽・オペラ・合唱・ピアノ・そして校歌…etc. 編曲集も多数出版されている。その作風はいろいろある。子供向けの純粋…
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敬愛する我が師匠(3)〜かやぶえ
芸大の入試に受かって間もなく、川崎先生に「僕の会があるんだけど入らない?」と誘われ、二つ返事で入会したのが、先生の門下生を中心とした「茅笛の会」というフルートの会だった。「かやぶえ」と読み、先生のお住まいのある茅ヶ崎市か…
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敬愛する我が師匠(2)〜壮絶な戦争体験
毎年8月6日の朝8時、この日のNHKは朝ドラでなく、広島市の平和公園からの中継がある。言わずと知れた原爆の平和祈念式典である。式典の最中、ずっと後ろでバンドがBGMを演奏しているが、この曲の曲名は「哀悼歌」作曲者は他でも…
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敬愛する我が師匠(1)〜忘れられないレッスン
大学時代、4年間お世話になった師匠:川崎優(かわさき まさる)先生が昨年11月29日、ご逝去された。94歳、天寿を全うされたそうだ。そして昨日、川崎先生を偲ぶ献花式が都内のホテルにて行われ、心から尊敬する我が師匠に、最後…
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伯父の思い出
(前記事の続き) 伯父は且つて国鉄の職員だった。自分の実家は埼玉県内の線路沿いにあり、そのせいか子供の頃はちょっとした“鉄”(鉄道マニア)だった。“鉄”にとっては国鉄職員なんて、もう憧れの的である。ましてや伯父は運転手で…