オーケストラ
-
チリ・レポート〜いよいよ本公演
昨日まで講習会や合同演奏会等の仕事をしたのは、自分も含めた藝フィル第1陣のメンバーで、全体の約半数程。追ってパリ経由で飛んで来た第2陣、そしてアメリカ:ダラス経由で飛んで来た第3陣が、この合同演奏会終了後についに集結し、…
-
チリ・レポート〜合同演奏会
現地との交流イヴェントはまだ続く。今度は青少年オケFOJI(スペイン語で“フォヒ”と発音する)との合同演奏会だ。各パートの首席に藝フィルのメンバーが座るのだが、今回はこの旅のスペシャルゲストとして、世界的な和太鼓奏者:林…
-
チリ・レポート〜過酷なフライト
海外渡航は久しぶりだ。だが今回はこれまでで最も長く過酷な旅である。 まずはパリまで12時間のフライトとパリでの7時間のトランジット。太陽と一緒に移動する形になるので、外はなかなか夜にならない。ドゴール空港到着は現地時間の…
-
弾き振りの良し悪し
コンチェルトなどでソリストが指揮者も兼ねるケースがある。 実は自分もその昔、何度かその“吹き振り”をやった事がある。当時はまだ若く、指揮法なんて大学の集中講義でしか習った事がなかったし、結構オケにはご迷惑をおかけした記憶…
-
チリって何処?
もう10年以上前の事であるが、藝大フィルに初の海外公演の話が持ち上がった。行き先は何とウズベキスタン。日本のプロオケはちょくちょくヨーロッパやアメリカに演奏旅行に行っているが、こんなマニアックな国には流石に何処も行かない…
-
2016年、今年の「曲」
そして今年も本当に早かった。年が明けたばかりの時は、あまり見当がつかなかったが、月日が経つに連れて演奏会やプログラムが徐々に決まっていき、その度に「まだ時間あるな」「考えてみればヤバいな」「あれもう時間がないゾ」といろん…
-
子供達に囲まれて…….
昨日は昨日でGフィルのこの時期恒例、「障害とアーツ」の本番だった。 毎回毎回、このシリーズは実に素晴らしい企画だと思う。何らかの身体の障害を乗り越えて音楽に芸術に勤しんでいる人達を、プロ・アマチュア関係なく紹介し、また障…
-
ベルシャザールの饗宴
という曲がある。 曲名からしてあまり良い王様ではなさそうな事が想像できるが、その通りその暴君ぶりが表されたオーケストラ曲である。あまり演奏される機会のない、割と珍しい曲なのだが、自分はこれまでに3回経験している。そのうち…
-
咄嗟の連携プレー
長いことオケで吹いていると、噂で聞いていた暗黙のルールとはいえ、本当にこういう事があるんだな〜という出来事があったので、ひとつ記しておく。 昨日のGフィルモーニングコンサートでは、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第…
-
続・思い出の恩師達
学生時代の師匠や先生って、中にはとっても“ぶっ飛んだ”方とかいて、その思い出を昔の記事で書いた事がある。 今日はその第ニ弾…とはいってもそんな変わった方ではないが、何というか…絶対忘れることのない印象深い先生の作曲科のI…