オーケストラ
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2人の対照的な指揮者
今夏、Gフィルにも振りに来たことのある2人の指揮者が相次いで亡くなった。 一人はゲンナジー・ロジェストヴェンスキー氏。2002年春にハイドンのオラトリオ「四季」を振って下さった。印象的なのはリハーサルだ。リハーサルという…
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戦歿者追悼式2018
平成最後の追悼式である。現在の天皇皇后両陛下がこの式典にご臨席されるのも、まさに今日が最後という訳だ。なので、自分もオケの席からこの“ナマ陛下”が見られるのは最後かと思い、しっかりと目に焼き付けて来た。 近頃「あれ、…
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100人
器楽科の大学院の履修科目のひとつに「管弦楽実習」というのがある。これを履修すると藝大フィルのエキストラとしてコンサートに出演し、単位が取れるという制度で、自分も院生時代は沢山の本番に乗せて貰ったものだ。 時には「第九」の…
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付罰点音符(?)
フィンランドの苗字には、日本語的感覚では面白いものが中にはある。「〜ネン」で終わる名前が多く、「ニッカネン」「アホネン」「キンナリネン」etc…さしずめ「〜本さん」「〜田さん」という具合かも知れないが、そんな…
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全員が息切れ
先日3月24&25日に開催された「現代舞踊協会」の公演は、2日共大入り満員の大盛況であった。演目は2つあり、前半がストラヴィンスキーの「春の祭典」をBGMとした「体」(たい)というタイトルの創作舞踊(音楽はテープ演奏)、…
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話術
毎年この3月、Gフィルは台東区の音楽鑑賞教室の仕事がある。区内の小中学生を奏楽堂に招いて1時間程のコンサートを3回。音楽の教科書に乗っている名曲をはじめ、楽しいプログラムが並ぶ。また最近は藝大の「ジュニアアカデミー」の受…
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受難節音楽礼拝
1週間後に控えているこの時期恒例「受難節音楽礼拝」。イースターに合わせて、銀座教会の大礼拝堂にて縮小版の「マタイ受難曲」と共に礼拝が行われる。クリスチャンでもあるフルートの師匠の照会でこれに参加するようになったが、自分は…
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見えないヴェール
5年ぶりにお馴染みのアマチュア・マンドリンオケのエキストラに出演してきた。考えてみればこのマンクラとの付き合いも、かれこれ20年になる。最初は全く違う世界故、珍しさも手伝って楽しく仕事させて頂いた。 だがやはり20年も経…
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藝大100年
30年前の今日11月27日、サントリーホールにてこんな本番があった。 「藝大開学100周年記念演奏会」という訳で、演目はシェーンベルク作曲のオラトリオ「グレの歌」。ご覧の通りもの凄い編成で、合唱は後部客席に陣取っている。…
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戦歿者追悼式2017
吹奏楽関係の仕事も一足早く終わり(教えている学校は今年は上に行けなかった)、ひと息ついたところで、今日はお馴染みの日本武道館へ。恒例:藝フィルでのBGM演奏だ。例年ならカンカン照りの太陽の下「あぢぃ〜」なんて言いながら行…