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大人の為のグループ・レッスン
5月から6月にかけて、本当に今までにない程のキツいスケジュールが続いたが、それに追い討ちがかかったのがMFLCでの特別プログラム「大人の為のグループレッスン」であった。 5月から毎週水曜日の夜で計8回、つまりドンピシャで…
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橋爪晋平氏のギター・リサイタル
今度のデュオコンサートで共演予定のギタリスト橋爪晋平さんが今年の2月にソロCDをリリースし、その記念リサイタルを聴いて来た。 会場は豊島区にある「雑司ヶ谷音楽堂」。小じんまりとした所にある小じんまりとしたホールであるが、…
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指揮って何だ?
地獄の「リゲティ集」から僅か1週間後、10日のGフィル定期演奏会のプログラムは打って変わってベートーヴェンの第8交響曲とブラームスの交響曲第2番。クラシックの王道みたいなそれであった。 指揮はペーター・チャバというルーマ…
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どうした自分?
「思い込み」とは恐ろしいものである …と実感したのはこれで2回目。先ずは1回目の話。 もう数年程前の事だが、翌日のGフィルの予定表を見ると「ウェーバーのファゴット協奏曲」とある。「お、明日は降り番じゃん。ラッ…
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続・指揮者の振る通りに吹いてはいけない
(昨日の記事の続き) 3.「ピアノ協奏曲」より。 12/8拍子なので指揮者も周りも普通に3×4の4ビートで進む。だが、ピッコロソロだけは唐突にこんなリズム。 これは見ての通りどう考えても変拍子だ。言うなれば8分の6+5+…
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指揮者の振る通りに吹いてはいけない
ところで今回のシリーズでは、これまでにない演奏上のとある経験をした。それは指揮者の振る通りに吹いてはいけないという事。そんな場面が何箇所かあって、これが意外と大変な作業であった。一体それはどういう事か?その内容は主に3つ…
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またまたスライド・ピッコロの話
リゲティ集の3曲目、「ヴァイオリン協奏曲」での1コマ。 先月の記事「スライドピッコロ」で使ったアルミ棒が再び役に立った。但し今回はポルタメントでは使わない。 第4楽章でピッコロのhigh-Dが出てきたのだ。 フルートでは…
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好意的な譜面・非好意的な譜面
凄まじいシリーズが終わった。今回のこのコンサートを巡って沢山のネタが生じた。 先ずは何と言っても彼の音楽。リゲティの曲といえば、木管五重奏の為の6つのバガテルしか知らなかった。しかもこれ、聴いただけで演奏した事がない。演…
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追悼 冨田勲さん
「ピパーピポッピッ パピーポピッパッ ピポッピパッピッ ポー」 これを聞いて「ああ、あれか」と、判る人は判るだろう。ドビュッシーのピアノ曲集「子供の領分」の最終曲「ゴリウォーグのケークウォーク」のシンセサイザー編曲版に出…
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スライドピッコロ
オーケストラでフルートが持ち替える楽器といえば、普通はピッコロかアルトフルートだが、たまにバスフルートやリコーダーに持ち替える事もある。だが最近の現代曲ではその範囲を超える事もある。 「スライドホイッスル持替え」 昨日の…