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ボナールとテラス
また1人、好きな画家が増えてしまった。サルバドール・ダリ、ルネ・マグリット、そして先月の東山魁夷…等。そして今回、新たにピエール・ボナール。元来、写実・非現実を問わず、割とはっきりした表現法の絵画が好きな自分だが、今国立…
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レコーディング・レポート(本番編その2)
録音2日目。一晩寝て身も心もリセット気分で、フランクの名曲:ヴァイオリンソナタの録音に臨む。実はこの曲のフルート版は、J.P.ランパル氏の編曲によるインターナショナル社版をそのまま使って、過去二回本番で吹いたのだが、今回…
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レコーディング・レポート(本番編その1)
いよいよ録音開始。初日はベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ「クロイツェル」から。会場入りすると、既に入念なピアノ調律がなされている。マイクがセットされ、先ずはマイク・チェック。1フレーズ程吹いては、調整室で聴いてちょっ…
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レコーディング・レポート(準備編)
自分の初CD「YUMOJAZZ!?」は、作曲・演奏・レコーディングから編集まで全部自分一人で行った、当時の自作の集大成みたいなアルバムであったが、今回の2枚目は、別の意味での「自分らしさ」を追求するそれであると思う。 き…
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福江島
Gフィル秋の地方公演、第2弾は長崎県五島市だった。恥ずかしながら五島市と言われても、長崎県の何処にあるかは知らず、地図で調べたら何と離島である事がこの度解った次第である。 家から空港まで1時間半、羽田から長崎まで2時間…
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伯父の思い出
(前記事の続き) 伯父は且つて国鉄の職員だった。自分の実家は埼玉県内の線路沿いにあり、そのせいか子供の頃はちょっとした“鉄”(鉄道マニア)だった。“鉄”にとっては国鉄職員なんて、もう憧れの的である。ましてや伯父は運転手で…
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伯父の葬儀
父方の伯父が他界した。父の実家、つまり本家は長野にあるが、その本家の長男にあたる方で御歳88、本来なら米寿のお祝いをすべきであったのだが…脳梗塞で倒れ、やがて逝ってしまった。 何はともあれ、早速北陸新幹線「かがやき」に乗…
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東山魁夷展〜北欧の風景
(前記事:新国立美術館での東山魁夷展の続き) 1962年(昭和37年)54歳の時に東山氏は北欧4ヵ国の旅に出る。その数ヶ月の滞在期間中の彼の絵もまた、目を見張る程の美しさだ。『東山魁夷&北欧』というコラボレーションは、も…
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東山魁夷展〜時の流れ
今現在、新国立美術館にて「生誕110年記念〜東山魁夷展」が開かれている。昔からの大ファンなので、昨日ここぞとばかりに足を運んで来た。 東山魁夷氏の日本画には1981年、自分がまだ18歳の時に国立近代美術館での同展覧会にて…
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見事にやらかしちゃった人
先日、某楽器店のフルート・フェアの一環で、アマチュア・アンサンブル・コンテストがあった。 数年程前から、このコンテストに参加するひとつの団体の為に自分は自作を作ってきた。最初の2回は組曲「グリーン・ゲイブルズ」(赤毛のア…