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チリって何処?
もう10年以上前の事であるが、藝大フィルに初の海外公演の話が持ち上がった。行き先は何とウズベキスタン。日本のプロオケはちょくちょくヨーロッパやアメリカに演奏旅行に行っているが、こんなマニアックな国には流石に何処も行かない…
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目まぐるしい年度末
…そういえば全くこのブログを更新していなかった。あまりにやる事が多過ぎて更新用のサイトを開く暇がないまま、気がついてみれば今月も終わりではないか。 前回「ジュニアソロコンテスト」の記事から今日まで何があったか…
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2016年、今年の「曲」
そして今年も本当に早かった。年が明けたばかりの時は、あまり見当がつかなかったが、月日が経つに連れて演奏会やプログラムが徐々に決まっていき、その度に「まだ時間あるな」「考えてみればヤバいな」「あれもう時間がないゾ」といろん…
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子供達に囲まれて…….
昨日は昨日でGフィルのこの時期恒例、「障害とアーツ」の本番だった。 毎回毎回、このシリーズは実に素晴らしい企画だと思う。何らかの身体の障害を乗り越えて音楽に芸術に勤しんでいる人達を、プロ・アマチュア関係なく紹介し、また障…
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ベルシャザールの饗宴
という曲がある。 曲名からしてあまり良い王様ではなさそうな事が想像できるが、その通りその暴君ぶりが表されたオーケストラ曲である。あまり演奏される機会のない、割と珍しい曲なのだが、自分はこれまでに3回経験している。そのうち…
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咄嗟の連携プレー
長いことオケで吹いていると、噂で聞いていた暗黙のルールとはいえ、本当にこういう事があるんだな〜という出来事があったので、ひとつ記しておく。 昨日のGフィルモーニングコンサートでは、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第…
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ヴァイオリンのデュオコンサート
全記事ではサロンの話をしたが、かん芸館といい、スペースDoといい、榎坂スタジオといい、共通点は客席がパイプ椅子で自由にレイアウトでき、更には演奏者が客席の後ろから出入りする事だ。 で、先日、また同じような小規模のホールに…
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続・思い出の恩師達
学生時代の師匠や先生って、中にはとっても“ぶっ飛んだ”方とかいて、その思い出を昔の記事で書いた事がある。 今日はその第ニ弾…とはいってもそんな変わった方ではないが、何というか…絶対忘れることのない印象深い先生の作曲科のI…
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ハルサイとチクノウ
Gフィル 第377回定期演奏会が終わった。これまでにない程の満員の大盛況で、とてもありがたい事だ。 今回はプログラムが魅力的だった。ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番とストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」。ラフマニノ…
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オケに入るのって…
先日、Gフィルの入団オーディションがあった。パートは… 何とコンサートマスター。なので、審査員席には大学の指揮科、弦楽科からピアノ科までお偉方が並び、そして我々楽員も同席という、ひときわ厳格なものであった。しかもこれは二…