-
チリ・レポート〜合同演奏会
現地との交流イヴェントはまだ続く。今度は青少年オケFOJI(スペイン語で“フォヒ”と発音する)との合同演奏会だ。各パートの首席に藝フィルのメンバーが座るのだが、今回はこの旅のスペシャルゲストとして、世界的な和太鼓奏者:林…
-
チリ・レポート〜現地で講習会
幾つかの公演に先立って、まず藝フィルのメンバーが現地の子供達を指導するというムチャブリがある。 英語は殆ど通じないとも言われていて、こちらも多少はスペイン語を予習しておかねばならなかった。 指導とかいうから中級程度の子供…
-
チリ・レポート〜過酷なフライト
海外渡航は久しぶりだ。だが今回はこれまでで最も長く過酷な旅である。 まずはパリまで12時間のフライトとパリでの7時間のトランジット。太陽と一緒に移動する形になるので、外はなかなか夜にならない。ドゴール空港到着は現地時間の…
-
弾き振りの良し悪し
コンチェルトなどでソリストが指揮者も兼ねるケースがある。 実は自分もその昔、何度かその“吹き振り”をやった事がある。当時はまだ若く、指揮法なんて大学の集中講義でしか習った事がなかったし、結構オケにはご迷惑をおかけした記憶…
-
潮時(その1)
第13回湯本フルート教室の発表会が終わった。今回の出演者は これまでで最も多く、生徒さんだけで36人。こんなに出てくれて、とても嬉しい限りである。 この発表会の記事ではちょくちょく紹介してきたが、プログラムの一番最後には…
-
麻呂
何年か前までは届いていた高校時代の恩師からの年賀状(一部)。 昔っから思っていたのだが、国語の先生だけあって、毎年毎回達筆過ぎて自分には読めない。何て書いてあるんだろう? …このお方、恩師は恩師でも担任の先生であった。1…
-
チリって何処?
もう10年以上前の事であるが、藝大フィルに初の海外公演の話が持ち上がった。行き先は何とウズベキスタン。日本のプロオケはちょくちょくヨーロッパやアメリカに演奏旅行に行っているが、こんなマニアックな国には流石に何処も行かない…
-
あれから20年
父親から電話があった。「容体が急変したからすぐ来て」「わかった。すぐ行く」 いよいよ、いよいよお別れか。それまでの壮絶な闘病生活、さぞかし辛かっただろうな。これでやっと楽になれるのかな。そんな気持ちもあった。 すぐに支度…
-
目まぐるしい年度末
…そういえば全くこのブログを更新していなかった。あまりにやる事が多過ぎて更新用のサイトを開く暇がないまま、気がついてみれば今月も終わりではないか。 前回「ジュニアソロコンテスト」の記事から今日まで何があったか…
-
さいたま市ジュニアソロコンテストを聴いて
昨年の同コンクールでは、2日間に渡る予選を審査させて頂いた。子供達の無垢な志を生で感じていちいち感動したものだ。 そして今回は、南区にあるさいたま市文化センターにて開催された本選を審査させて貰った。審査員は自分を含めて5…