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チリ・レポート〜最終公演
このシリーズ、最終公演はチリ大学内にあるホールにて本番。ここも先日のモネダ宮殿や市立劇場と然程遠くない所にある。だが、藝大の奏楽堂みたいにキャンパス内に聳え立つ建物と思いきや、街中の普通のビルという感じで一瞬驚いた。楽屋…
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チリ・レポート〜ヴァルパライソと大使公邸
チリでの公演はあと1つのみとなったが、今日はオフ日ということでツァーに参加した。 恥ずかしながらこのヴァルパライソという地名は、世界遺産に登録されているにも関わらず、今回初めて知った。サンティアゴから車で西に120km程…
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チリ・レポート〜いよいよ本公演
昨日まで講習会や合同演奏会等の仕事をしたのは、自分も含めた藝フィル第1陣のメンバーで、全体の約半数程。追ってパリ経由で飛んで来た第2陣、そしてアメリカ:ダラス経由で飛んで来た第3陣が、この合同演奏会終了後についに集結し、…
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チリ・レポート〜合同演奏会
現地との交流イヴェントはまだ続く。今度は青少年オケFOJI(スペイン語で“フォヒ”と発音する)との合同演奏会だ。各パートの首席に藝フィルのメンバーが座るのだが、今回はこの旅のスペシャルゲストとして、世界的な和太鼓奏者:林…
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チリ・レポート〜現地で講習会
幾つかの公演に先立って、まず藝フィルのメンバーが現地の子供達を指導するというムチャブリがある。 英語は殆ど通じないとも言われていて、こちらも多少はスペイン語を予習しておかねばならなかった。 指導とかいうから中級程度の子供…
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チリ・レポート〜過酷なフライト
海外渡航は久しぶりだ。だが今回はこれまでで最も長く過酷な旅である。 まずはパリまで12時間のフライトとパリでの7時間のトランジット。太陽と一緒に移動する形になるので、外はなかなか夜にならない。ドゴール空港到着は現地時間の…
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弾き振りの良し悪し
コンチェルトなどでソリストが指揮者も兼ねるケースがある。 実は自分もその昔、何度かその“吹き振り”をやった事がある。当時はまだ若く、指揮法なんて大学の集中講義でしか習った事がなかったし、結構オケにはご迷惑をおかけした記憶…
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潮時(その1)
第13回湯本フルート教室の発表会が終わった。今回の出演者は これまでで最も多く、生徒さんだけで36人。こんなに出てくれて、とても嬉しい限りである。 この発表会の記事ではちょくちょく紹介してきたが、プログラムの一番最後には…
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麻呂
何年か前までは届いていた高校時代の恩師からの年賀状(一部)。 昔っから思っていたのだが、国語の先生だけあって、毎年毎回達筆過ぎて自分には読めない。何て書いてあるんだろう? …このお方、恩師は恩師でも担任の先生であった。1…
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チリって何処?
もう10年以上前の事であるが、藝大フィルに初の海外公演の話が持ち上がった。行き先は何とウズベキスタン。日本のプロオケはちょくちょくヨーロッパやアメリカに演奏旅行に行っているが、こんなマニアックな国には流石に何処も行かない…