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師匠と弟子(ネタバレ注意)
昨年末から楽しみで仕方なかった「スターウォーズ エピソード8〜最後のジェダイ」を今月に入ってもう3回も観てしまった。一般的にはそんなに泣く映画でもないのに、もう毎回毎回決まって涙で目を真っ赤に腫らして退館する自分がいる。…
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魂のウィンドチャイム
昨年9月のアマチュアフルートアンサンブル“えむ”のコンサートでは、プログラムの一つに星座を音符にした「星空紀行」という自作を披露した、という記事を先日書いたが、この曲の中ではウィンドチャイム(別名:ツリーチャイム)がオプ…
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振り初め
先日何となくアルバムを見ていたら、若かりし頃にブラスバンドの指揮をした時の写真があった。大学卒業後、とある私立高校のバンド指導を数年程していたことがあり、その本番時に業者に撮られたものと思われる。 確か埼玉県の「私学文化…
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2017年、今年の「曲」
そして今年も本当に早かった。年が明けたばかりの時は、あまり見当がつかなかったが、月日が経つに連れて演奏会やプログラムが徐々に決まっていき、その度に「まだ時間あるな」「考えてみればヤバいな」「あれもう時間がないゾ」といろん…
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暗譜するという事
リサイタル「弦楽器名曲集」が無事終了した。年末の慌しい時期なのに沢山のお客様にご来場頂き、つくづく感謝である。 今回もほぼ全曲暗譜で吹き通した。唯一、自作の「パガニーニの主題による変奏曲」のみ楽譜を見たが、あれは一応“新…
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拝啓55の君へ
アンジェラ・アキさんの「手紙〜拝啓15の君へ」という歌が大ヒットして数年経ったある日、自宅の楽譜を整理していたら、自分がそれこそ12〜18歳位の頃に作曲した五線ノートが何冊か出てきた。全て鉛筆書きだ。 その中で一番小さい…
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藝大100年
30年前の今日11月27日、サントリーホールにてこんな本番があった。 「藝大開学100周年記念演奏会」という訳で、演目はシェーンベルク作曲のオラトリオ「グレの歌」。ご覧の通りもの凄い編成で、合唱は後部客席に陣取っている。…
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せんこちゃんのかげおくり
作家:あまんきみこさんの書いた「ちいちゃんのかげおくり」という物語がある。 太平洋戦争末期(だと思うが)1人の小さな女の子が空襲で家を焼かれ家族と離ればなれになり、やがては死んでしまうという悲しい話で、現在は小学校3年次…
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思い過ごし?
先週の日曜日に声楽の発表会の伴奏をし、その中で木下牧子さん作曲の「竹とんぼに」という歌曲があった。 これを弾いていて「あれ?」と思ったのだが、前奏部分で出てくる16分音符の形 竹とんぼを飛ばす時は、両手で軸を挟んでクルク…
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地味な記念日
昔「自分は今まで一体何日生きてきたんだろう?」とふと思いついて、計算してみたことがある。そうするとこれまで1,000日目、5,000日目、10,000日目〜というキリのいい日がある訳で…。 1,000日目はまだ2歳の9月…