マイナンバー・My Number・マイナンバー…
昨年秋に届いたマイナンバー通知書。12桁の数字が並んでいて、これが何なのか未だに理解できていない。
試しに憶えてみたが、何回記憶しても、その後すぐに忘れる。住所の番地や電話番号と違って、外で何かに書き込む必要性が今のところないからだと思うが、多分その前にこの割り当てられた“数字=自分”という感覚に抵抗があるからともいえる。何れにせよ今後も必要に迫られない限り、憶えないだろうな…。
ところが最近、給料や出演料の支払いに関して何かとマイナンバーを要求される。書き込むのではなく、この通知書や免許証等やたらコピーしたものを提出させられるのだ。つい先日も、そんな通知がG大から届き、コピーを郵送するか若しくは直接窓口まで持って来てくれという。面倒くさいので後者を選んだが、窓口のお姉さんもいちいちご苦労様な事である。仕事とはいえ、余計な手間がひとつ増える訳だから。
因みに前者:郵送を選んだ場合、その送り先は大学内の「戦略企画課・財務総括係」という怖そうな名前。戦略か……随分と気合いの入ったネーミングである。
何か公共機関に届け出をするとか、申請するとか、そういう場合にはこのマイナンバーがあると便利であろうし、免許証やパスポートを持っていない人でも個人カードを作れば、本人確認の役に立っていくのだろう。
今のところ、自分にはそういう場面に遭遇した事はないので、マイナンバーの利点はまだ感じない。それどころか「さっさとこれのコピーをよこしなさい。さもなくばギャラは払わんぞ」という脅しばかり受けている。今後もしばしばこんな風に要求されそうなので、もう纏めて何部か同じ物を作っておいた。
個人個人に番号を割り当てる作業、そしてそれを郵送する作業、、その後のこういった諸々の事務作業、、、個人カードを作る作業、、、、そしてその後の悪用等の犯罪対策等、、、、、それら全てにかかる手間とコストを考えると、かなりの金額になろう。勿論それ等は自分達の血税から引かれていく。
シモジモの者がもの申したって仕方がないし、改善もされないとは思うが、後先考えず何でもかんでも数字を充がってりゃいいなんて思い付いた奴って、やっぱり頭悪いんだろうな〜と思う。