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瞬殺

ホール争奪戦 その1
2年前、都内の主要ホールが相次いで改修工事で閉館したため、プロオケが“箱”(会場)を求めて右往左往するという「2016年問題」が起こった。専用の“箱”を持っているGフィルには関係のない話で「大変だなァ」と傍観していたが、今、似たようなことが自分の身に降りかかっている。
来年の発表会用のホールが獲れないのだ。例年なら特に難なく川口リリアの「催し広場」を借りられたのだが、諸事情により今度は他所のホールにしようという事になり、次なる狙い目は南浦和にあるさいたま市文化センターだった。ところがこの施設、来年はメンテナの為長期休館だと聞き、更に他にあたる事を余儀なくされ、差し当たり埼玉県庁の近くにある埼玉会館のホール抽選会に初めて参加してみた。
…という音楽教室や団体は、当然自分の所だけではなく「文化センターが使えないのなら」という何十もの団体がつまり殺到する訳で、会館の職員さん曰く、やはり今年は応募者が例年よりかなり多いそうだ。凄い倍率な訳である。
抽選会は10時からだが、どうやら1時間以上前に整理券が配られるそうで、これを早く貰っておくとそれだけ早くクジが引けるらしい。なので、あまりギリギリには行かない方が良さそうだ。
ところで今日は5月1日、つまり来年2019年の5月分の抽選会なのだが、うち(湯本フルート教室)としては発表会だから、狙い目は2日分位しかない。GW中は生徒さんだって避けたいだろうし、従って月末の第4日曜日、百歩譲ってその前の第3か。そして抽選、自分は20番だった。リリアの催し広場だったら容易に獲れる順番だが…
埼玉会館の抽選会は、前面にある日程が書かれたホワイトボードに1番を引き当てた人から順に自分でペンで書き込んでいくシステムだ。しかも連続5日まで獲れる。つまり誰が何処を獲るか参加者全員に見られる訳で、自分も(恐らく他の人と同じ様に)どうか狙っている所が取られませんようにと祈りながらボードを見つめていたら…
その第4日曜日は1番を引き当てた人に一発で取られてしまった!仕方ない、では第3を、なんて思っていたら3番目位の人にあえなく取られ、まさに「瞬殺」された感じだ。何という事だ、仮に一桁台でも5番以降ではダメなのか。キャンセル待ちもできるそうだが、その可能性はまずないと判断し、大いなる敗北感を以て早々に会場を後にしたのだった。
…まあ、ある程度覚悟していた事だが、これは想像以上に厳しい。相当クジ運が良くなければ獲れないという事なのか?それにしてもあの、皆の前でホワイトボードに書き入れるシステムは何とかならないものか?羨望・非難(?)いろいろな目で見られるのが怖い。

悲喜こもごも…
とにかくまた来月、挑戦しに行こう。

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