思い出

振り初め

先日何となくアルバムを見ていたら、若かりし頃にブラスバンドの指揮をした時の写真があった。大学卒業後、とある私立高校のバンド指導を数年程していたことがあり、その本番時に業者に撮られたものと思われる。
確か埼玉県の「私学文化祭」だったと思う。県内の私立高校の文化部が集まってそれぞれ演奏や展示等披露するイヴェントで、会場はさいたま市文化センター(当時は浦和市文化センター)だった。
当時のブラバン(←今はあまりこういう呼び方はしないのかな?よく『吹部』なんて言われているし)はメンバーが少なかったからか、会場はどうやら小ホールだったようだ。全く憶えていないが。
話は変わって昨年の9月、アマチュアのフルートアンサンブル“えむ”の定期公演で棒を振った時に、同じように舞台袖から何枚か撮って貰った写真があるが、その会場が奇しくも同じホールだ。
という訳で、面白いのでこの2枚を並べてみた。上手からの54歳と、下手からの22歳。

じっくり見ていると、この間の30余年って実に深いものだと思う。右側の自分はどんな振り方をしていたのだろう?つくづく動画を見てみたいものだ。
と、感慨に浸る暇もなく、今週末にはやはりこの文化センターにて棒を振る仕事が待っている。今年の仕事初めは早速ショスタコーヴィチのピッコロ・ソロだったが、振り初めも意外と早い。準備に追われている毎日である。

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