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ベルシャザールの饗宴
という曲がある。 曲名からしてあまり良い王様ではなさそうな事が想像できるが、その通りその暴君ぶりが表されたオーケストラ曲である。あまり演奏される機会のない、割と珍しい曲なのだが、自分はこれまでに3回経験している。そのうち…
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咄嗟の連携プレー
長いことオケで吹いていると、噂で聞いていた暗黙のルールとはいえ、本当にこういう事があるんだな〜という出来事があったので、ひとつ記しておく。 昨日のGフィルモーニングコンサートでは、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第…
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ヴァイオリンのデュオコンサート
全記事ではサロンの話をしたが、かん芸館といい、スペースDoといい、榎坂スタジオといい、共通点は客席がパイプ椅子で自由にレイアウトでき、更には演奏者が客席の後ろから出入りする事だ。 で、先日、また同じような小規模のホールに…
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2㎡の楽屋
10ヶ月前、つまり今年1月の或る日、突然同級生のクラリネット奏者からメールが来た。荻窪音楽祭にて一緒にデュオをやりましょうという。日にちは空いていたので、勿論二つ返事でお引き受けした。 荻窪音楽祭っていうからには、多分杉…
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ダウングレードとロジック奮闘記
もう…今回は何を言っているのか伝わらないと思うが、この度のMacとの〜正確にはMacOSとの奮闘ぶりは目に余るものがあったので、自分用のメモとしてアップしておきたい。 事の発端はOS10.11「El Capitan」をウ…
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ソノリテと音の“方向性”
且つて「フルートの神様」といわれたマルセル・モイーズ氏の書いた「音のソノリティについて」という教則本がある。通称「ソノリテ」プロもアマチュアもほぼ皆んな知っている本だ。最初に出て来るのが半音階で降りながら音質を研究するメ…