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ワクチンとオーケストラ

新型コロナワクチンの接種を受けた。第1回は8月13日。自分の周りでは、既に1回目から副反応によって具合が悪くなったという話を聞く。当初この予約を入れた時は、一瞬後悔した。

…というのも、この2日後にはあの「戦没者追悼式」が控えているからだ。もし発熱したらどうしよう?例の正午の黙祷でひっくり返っちゃったら、全国放送だし、ヤバいなァ〜、なんて心配していたのだが…。

そんな中、事務局から連絡が。

「今年の戦没者追悼式の奏楽は、昨年に引き続き弦楽器のみの編成となりました」との事。つまり、自分は行かなくて良い事となり、事なきを得た訳だ。これで心置き無くワクチンが打てる。

因みに、発熱は全く無かった。強いて言えば、針を刺した部分の腕が痛かったが、特に生活し辛いという程度もなく、翌々日には消えた。考えてみれば、別にワクチンでなくとも3cm位の針を「プスッ」とやれば、誰だって後々痛むに決まっている。

ただ、接種して10日も経ってから、その周りが赤く腫れ上がってきた。モデルナ社のワクチン独特の副反応で、通称「モデルナ・アーム」と言われているそうだ。しかし、これも2日程で治まった。

モデルナ・アーム

それから4週間後に第2回の接種。今度は前以てオケは降りていた。一般的に2回目の方が副反応が強く出るそうで、例えば自衛隊員の悠に65%が発熱、自分の周りでも37〜8度台で寝込んでいるというSNSだらけ。

ただ一方で、本当に全く何ともなかった人も(年代を問わず)いる。自分はどっちだろうな?と身構えていたのだが…

どうやら後者だった。例によって腕が多少痛かっただけで、特に発熱も無し。顧みれば、もうかれこれ25年は38度以上になった事がない。風邪はまあ普通にちょくちょく引いているが。

こんな事なら、オケに乗っていれば良かったなとつくづく思うのだが、こればかりはどうしようもない。もし発熱したら、オケで辛い目に遭うだろうし、いやその前に例の「非接触型体温測定器」にひっ掛かって会場にすら入れなかったに違いない。

厚労省は「更にコロナ免疫を付けるには、3回目の接種が効果的」と言い始めた。自分はともかく、身内や知人はまたこれで辛い副反応に耐えなきゃいけないのか、とため息が出る一方、3回目は何も出ないかも知れないし、逆に自分みたいに何ともなかった人が今度は重い副反応に悩まされるかも知れないし…全く何とも言えない。

何れにせよ、3回目の接種時期の目安は、2回目から8ヶ月後だそうだ。自分の場合5月か…これはヤバい。5月といえばGフィルはモーニングコンサートの連続であるし、発表会の準備もしなければという頃だ。重ならなければ良いのだが…そこはかとなく不安である。

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