パソコン・インターネット 東日本大震災とMac mini 2021年3月20日 / 10年前の3月11日、我が家も未だかつてない激しい揺れに見舞われ、当時のパソコンiMacがバコバコと前後に揺れていた光景は今でも目に焼き付いている。これが原因だったかどうかは判らないが、それまで何かと調子の悪かったこのパソコンは更に動きが悪くなり、終いには動かなくなった。そうして新たにMac miniに乗り換えたので、つまりこのMac miniも10年使い続けていることになる。だがこのminiも次第に使い辛くなって来た。処理速度が頗る遅い。OSは確か10.12「Sirrea」辺りから10.10「Yosemite」にダウングレードした記録があるが、今現在のMacのCPUとOSの進化は素晴らしく、こちらも10年という節目に遂に最新のminiに買い換えることとした。買い替えの決め手となった事柄が幾つかある。☆昨年春に買ったMacBookProにオプションで加えた最強ソフト「Logic Pro」と「Final Cut Pro」が、新miniにもそのまま使える。特にLogicは、インストールの際に前回のような下らない苦労をしなくて済みそうだし、パフォーマンスが突然止まる、なんて事もなくなると思う。☆動画編集のスピードが劇的に速くなる。例えば10GBもある動画をいろいろ弄って書き出す場合、旧マシンでは10時間かかっていた物が、今度は多分10分で完了する。今後動画をどんどん出していく上で、これは魅力的過ぎる。☆Mac miniは価格が比較的安いと思う。加えて自分は教育者向けストアで買えるので、更に安く買える。これまでにかかっていた手間と時間を考えると「時は金なり」以上に得するかも知れない。 映画「Men in Black II」のオープニングを何故か彷彿とさせるAppleのCM かくして3月12日、2020年版の新Mac miniがやって来た。音と映像の処理の為に、オプションでメモリを増設してある。旧miniにあったCD&DVDドライブはもう無い。そういったソフトやメディアのやり取りは、今やオンラインでやってくれという事だが、必要なら外付けのドライブを持っているから問題ない。寧ろ、旧miniのドライヴにメディアを入れても、何が気に入らないのか、無碍に吐き出されることがよくあったので、あまり役に立たなかったし。さて、新しいMacを起動すると必ず「データを旧マシンから復元しますか?」と訊かれるのだが、自分はそれはしないことにしている。全部最初から設定し、データも選んでコピーする。かなり手間のかかる作業だが、ある意味、昔の様々なデータの「断捨離」にもなる。但し書類はともかく、やはりどうにもならないのがLogicで作った昔の音楽であり、Mac歴約30年の間で溜まった膨大なデータを、一つひとつ丁寧に移行させなくてはならない。他のソフトみたいに自動でヴァージョンアップしてくれる訳ではないのだ。これについては、後日レポートをまとめようと思う。 関連記事ダウングレードとロジック奮闘記