日常・趣味

孤独のぐるめ…

テレビ東京のノンフィクション的なドラマ「孤独のグルメ」シリーズが、アマゾン・プライムのサービスで配信されているので、ちょくちょくスマホにダウンロードしては車内で観て楽しんでいる。
物語の主人公が独りで飲食店に入り、モグモグ食べるだけ(?)のドラマだが、これがなかなか面白い。
この“独りで”というのが重要である。確かにそうなのだ。例えば同窓会。自分の学年などは毎年お洒落なレストランにて開催され、上品な料理と共に積もる話に花を咲かせているが、本当に話が積もっちゃうと料理なんて半分味わっていない。つくづく勿体ないな…なんて思っているのは自分だけだろうが。
そんな訳で、自分も外食はできるだけ“ボッチメシ”を心掛けている。食べる事に集中したいので。

それに最近は自分もこの「孤独のグルメ」の影響を受けて、どんどん新しい店を開拓している。職場(G大)の関係で主にやはり上野界隈から日暮里周辺にかけてが多いが、昨今は地方公演もあると、行く先々で同じように鼻を効かせてみている。
例えば、昨年11月の藝大フィル長崎・五島公演での事。出番が極端に少なかった自分は、リハのスケジュール上かなり時間が余っていたので、ガイドブックなど頼りにせず、気の向くままに飲食店探し。そこで見つけたのがこの店。

フラっと入ってみると、いきなり狭い玄関があって靴を脱いで座敷に上がるようになっている。長崎なので、早速チャンポンを注文。面白かったのは、自分以外お客も店員も全部お互い知り合いだった事。地元の人たちの雑談を聞きながら、自分だけ本番前の黒服のままチャンポンをすする。まさにあのドラマの主人公のような、面白い気分だ。

ま、自分はグルメ・レポーターではないので、ここのラーメンがどうとか、あの店が美味いとか不味いとか論じるつもりはないが、取り敢えず印象に残ったら“インスタ女子”よろしく写メとかはしている。このスナップ、実はもう400枚程溜まっていて、別ブログにて紹介していこうと思う…のだが、なかなかそんな時間が取れない。

ところでこの「孤独のグルメ」の主人公「イノカシラ、ゴロウ」という人、かなりの大食漢で、本当に収録であれだけ食べているかはともかく、下手すると昼食ごときに数千円使っているのは、流石に真似できない。とにかく美味しそうに食べるので、つい自分も「これ喰いたい〜」なんて思うが、やはり財布とはよく相談しなくては…。