世界最速のサイクリング!?
遅い開始で早い終了、目的地が家から20km以内で、電車の乗り換えとかが面倒で、更に天気の良い日、という条件が重なると、すぐにチャリ通、つまり自転車通勤に切り替えるが、その際に携行しているのが「Road Bike」というアプリ。
起動するとGPSが現在地を把握し、地図上で何処から何処まで何処を走り、時速や高低差、そして消費カロリーまで出してくれる便利な代物だが、バッテリー消費が著しいという欠点もある。
それでもこれまでに何度か測ってみては「ふむふむ、なる程」なんて思っている。例えば片道20km、往復で40kmの場合、都内へだと平均20km/h、500kcal程度か。
ある時、ふと思い付いて「では乗り物に乗っている時に測ってみたらどうか」と起動してみたのがコチラ。
遅い順に並べてみよう。
↑ これはバス。岐阜駅から関市にある研修施設まで。26.4kmを約50分で。平均時速31km/h、912kcal消費。この程度なら競輪選手だったら同じ位の記録で行けるかも知れない。
↑ 315kmを1時間22分で走れる競輪選手なんてもう存在しない。地図から判るように、これは紛れもない新幹線「のぞみ」。新横浜から名古屋まで。N700系には座席にコンセントがついているので、バッテリーの心配がなく計れるのだ。最速276kmは流石だ。普通だったら確実に死ぬであろう62万kcal消費というのも、律儀にちゃんと出してくれている。
↑ 板橋区の外れから奥多摩湖付近まで、何の障害物も気にせず真っ直ぐ移動。56kmという距離をもの凄いスピードで駆け抜けるサイクリスト。消費カロリーなんかもう読めない。もうお判りかと思うが、これは飛行機。先日、出雲管楽器ゼミナールの仕事に向かう際に測ってみた。現在は機内でも離陸後水平飛行になれば、このようにWi-Fiが使えるようになった。が、コンセントは(当然)ないので、このようにほんの7分間だけ。
機内ではやる事もないし、かといって轟音のため眠れないし…そういう意味では、今何処を飛んでいるのか詳細に判るのは結構面白くて暇つぶしにもなった。