師匠と弟子(ネタバレ注意)

昨年末から楽しみで仕方なかった「スターウォーズ エピソード8〜最後のジェダイ」を今月に入ってもう3回も観てしまった。一般的にはそんなに泣く映画でもないのに、もう毎回毎回決まって涙で目を真っ赤に腫らして退館する自分がいる。

何でそんなに泣けるのか?その感動的な場面は取り敢えず3回。三度も観ればある程度“免疫”もつくだろうに、、、全然つかない!冷静に観ていられなくなるのは何故かというと、その全てが昔のエピソード4(1977年)と5(1980年)の再現みたいなシーンだからである。この3場面には必ずルーク・スカイウォーカー=マーク・ハミル本人が登場している。

と、これら全てについて細かく述べるのは時期的にまだやめておこうと思うが、こんな風にすっかり爺さんとなってしまったルークが、主人公のレイ(=ディジー・リドリー)にフォースについてレッスンをする場面がある。いうなれば師匠と弟子の関係。ところが話がいろいろ拗れてしまってレイがルークの元を離れて行ってしまい、失意のルークの処に今度はかつてのルークの師匠が霊体となって現れていろいろ説教する(自分が一番顔がグシャグシャになるシーンだ)。


さてところで話は思いっきり変わり、自分の嘗てのフルートの師匠、川崎優先生が卒寿を迎えられて、その記念演奏会に参加すべく浜松まで馳せ参じた時の事。確か今から6年位前だ。コンサートの最後には弟子達全員によるフルート大合奏があり、川崎先生が指揮をした。弟子達と簡単に言うが、その中には我々の大先輩達、そして往年の名プレーヤの方々も揃っていて、自分などはその下の代、つまり孫弟子の立場だ。

リハーサルでは全員に「よく指揮を見て合わせて」とか「ピッチ!」「バランス!」等、まだまだお元気な先生の檄が飛んだ。何歳になられようとも、幾ら時間が過ぎても、自分にとってはそういった大先生達も、川崎先生にとっては生徒な訳で、皆さんたじたじとなっていたのが何だか印象深かった。


話を「スターウォーズ」に戻すが、37年前のルークと師匠の関係は、今回のエピソード8でも変わらず続いている様子を観て、どうしてもこの卒寿コンサートの事を思い出してしまう。自分だって偉そうにレッスンしたりしていても、我が師匠の前ではまだまだ学ぶべきことも沢山あるのだろうな…と痛感する映画なのであった。


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