青春のBGM

スターウォーズ・ファンの自分にとって、やはりこの年末年始の楽しみといえば新作の「ローグ・ワン」であった。まだ上映中なのでネタバレは避けたいと思うが、このタイトルの下を見ると「star wars story」とある。つまり外伝みたいなもので、本編に沿りながらもまた別の物語だ。

で、どの辺の話かというと、本編のIIIとIVの間。だが周知の通りこのシリーズはエピソードIV,V,VIそしてI,II,IIIと約30年間に渡って公開されて来た(そして一昨年末にVIIが)ので、実際には1978年に日本で公開された一番最初のエピソードIV「新たなる希望」に繋がる直前の話がこの「ローグ・ワン」なのである。

従ってこの映画、単独でこれだけ観ても勿論十分面白いと思うが、「フォース」とか「ダース・ベイダー」「デス・スター」とかを全く知らない人にとっては「へぇ〜そうなんだ」程度で終わってしまいそうである。

つい先日、WOWOWでは何とこのStar Wars全7作を3日間で一気に放送していた。これを気合いを入れてずっと観続けた人がいたかどうかは別として、このように割と短期間で全作を知るのと、自分みたいに封切られる度にリアルタイムで1本1本観てきたのでは、やはり「ローグ・ワン」の、特に映画後半における感動の度合いが違うと思う。

まあ実を言うと、自分はエピソードIV〜VIは映画館ではなく、それから数年後にテレビ放送で観ていたのだが、どちらにしても今から思えばとにかく青春真っ只中の頃である。特にこの「IV:新たなる希望」を最初に観たのは大学の仲間とアンサンブルの合宿をした時だった。その時の写真がこれ。

ローグ・ワンの話は、この夜皆でTV画面に夢中になった自分の心境に少しだけタイム・スリップできる。そんなノスタルジーを求めているのか、映画館には自分みたいに独りで観に来ているオッサンが結構沢山居た。

さてところで、自分としてはこの映画のBGMがどうなっているか、気になるところであった。

オープニングでいきなり定番の青い文字が浮かんだのには先ずビックリした。その直後例の「♪ジャーン」が鳴るかと思いきや、そこは違っていきなり本題が始まる(しかし宇宙船が惑星に近づくファーストシーンは本編とほぼ同じ)。で、物語がひと区切りついたところで、短めのタイトルロール。ここで興味深いのは元々のスターウォーズのメインテーマと最初の2音だけが同じ音列だという事。具体的には二分音符で5度上行(キィは違う)。

金管楽器をメインとしたオーケストレーションはほぼ定番。つまりこれだけで「似ているけど違う、違うけど似ている」という印象を受け、所謂“スターウォーズ・サウンド”が鳴り響いてくれる訳だ。

こういう似た音楽は他にも沢山出て来た。例えば「フォースのテーマ」や「レイア姫のテーマ」時には「パドメのテーマ」まで彷彿とさせる。だが流石にダース・ベイダーが登場した時には、他の音楽は使えないだろう。あの1番有名なメロディーがゆっくりと流れてくれた。

そして最後のエンディングとエンドロールは?この映画の流れにしてはとても意外なもので、またまた驚愕。しかしその詳細は、これから観る人の為に割愛しておこう。


尚、一連のシリーズでレイア・オーガナ役を演じた女優のキャリー・フィッシャーさんが昨年末に他界されたそうだ。SWファンとしてはとても残念である。心よりご冥福を祈る。


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