良い顧問、悪い顧問

​昨日、自分がトレーナーをしている吹部の定演を聴いた。随分と年度末にやるものだが、意外とこの時期は受験も終わった3年生には好都合で、それこそ完全燃焼できるのであろう。

なかなか纏まりのある、良いサウンドをしていた。そして、とても素晴らしいコンサートであった。やはり顧問の先生の指導と人柄の賜物であろう。

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外見はそうは見えないが(笑)とても信頼されている。

練習ではとても厳しいのだが、調子の悪い生徒や、何らかの良くない事情がある生徒に対してのケアは1人ひとりとても丁寧で、端から見ているとまるで生徒の“親”みたいだ。この信頼性がこのサウンドを生み出し、コンクールでも金賞を勝ち獲る所以なのであろう。


一方、“真逆”な例もある。これは吹部ではなく、全く別のとある女子高のバスケットボール部なのだが、気合いとか精神論ばかりで、生徒との距離は離れるばかり、という哀れな顧問がいる。

自分はバスケについては素人だが、子が且つてミニバスに所属していた事もあって、よく試合も観に行っていた。その自分ですら、このチームの試合での動きはちんぷんかんぷんなのがよく判る。その顧問の掛け声も的外れ。だが部員は(恐らく何処の学校もそうだと思うが)とにかく元気よく「はいッ!」と応えなければならない。当然、終始リードされっ放しの負け試合。

そこまではまだいい。だが、多分練習の方法も何処か問題があるのか、この部は試合じゃない時によく怪我人が出る。それも大怪我。これは大問題である。

 

ある時、ひとりの部員が練習中に膝を痛めてしまった。相当痛がっているのに、このアホ顧問は「まだ動くじゃん」と言って、その日の内に病院に連れて行く事はしなかった。仕方なく翌日の朝イチで病院に行ったら、何と膝の前十字靭帯断裂だった。

後日、3時間に及ぶ手術、そして1ヶ月に及ぶ入院を余儀なくされた上、結局この生徒はこの後の高校生活でバスケはおろか、体育でさえ見学せざるを得ないまま卒業。現在でもリハビリ中である。

信じられないのはこの顧問、部員がこんな大怪我を負ってしまったのに、親には何のコンタクトもなかったのである。ただの1度も。どんな状況で怪我をしたにしても、部活動中であれば、つまるところ「顧問の監督不行き届き」なのだ。金銭的な事ではなく、この事故について顧問として一片の責任を感じるのであれば、保護者に対して何がしかの連絡があって常識ある大人というものである。

入院中も1回も見舞いには来なかったそうだ。1ヶ月も入院していたので、都合が悪かったというのは理由にならないだろう。

当人にとっては、一番青春を謳歌できる3年間なのに、辛い思い出がこのように蓄積してしまったのは、とても残念でならない。

精神論ばかり唱えながらも、結局部員一人ひとりに対しては何の気もかけない、いうなれば「上っ面」だけの顧問ともなると、やはり子供の心は誤魔化せない。事実、部員達の間では相当嫌われているそうだ。

こんなバスケ部が強くなれる筈がなく、もはやこの顧問に生徒を指導する資格はない。一刻も早くこの学校を去るべきだと強く感じる。学校はその辺の事を多分解っているだろうが、いかんせん“部活校”ではなく“進学校”なので、多分真面目に対処しないのであろう。

因みにこの顧問は、写真からすると恐らく女性で、噂では独身だが、その風貌からして子を思う親の気持ちなんて多分一生理解できないであろうと思う。

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プライバシー保護の為、顔は細工したつもりなのだが…あまり変化はない。


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