閏日の自分を振り返ってみる

早くも2月も今日で終わりである。

閏日2月29日。長らく日記を書いていると、この4年に1度の貴重な1日に何をしていたかがわかる。読み返してみたら、何と10回分も遡ることができた。


 

4年前。2012年。
前日(28日)の晩に結構雪が降り積もったようだ。当時新宿までレッスンに行くのに元気よく自転車で通ったりしていた自分も、流石にこの道路の状況では危険だと判断し、大人しく電車で出勤した。

8年前。2008年。
小春日和の一日。実家にある金木犀の木がかなり大きく育ってしまい、近くの電線等にも支障をきたしているとの事で、独りでまる一日かけて伐採した。激しい疲労感。

12年前。2004年。
バッハ作曲「マタイ受難曲」全曲の本番。前半後半それぞれ2時間ずつ、ぶっ続けでステージ上に居なければならないので、トイレ等の心配の無いよう、気を遣っていた。口ばっかり達者で肝心の棒は全くセンスの無い、頭に鳥の巣を乗せているような酷い指揮者だった。

16年前。2000年。
400年に1度という特別な閏日だそうだ。当時コンピュータは「2000年問題」が話題となり、警戒した割には年の変わり目はどうやら大丈夫だったらしい。ところがこの閏日にあちこちのコンピュータが誤作動を起こしたそうだ。自分は大規模な部屋の模様替えをしていた。

20年前。1996年。
3ヶ月後のリサイタルに向けて、とある音楽事務所にマネジメントの依頼をした。この時は円満な雰囲気だったが、リサイタル終了後自作の取り扱いを巡って、この事務所が信用できなくなってしまった。現在でもあんないい加減な仕事をしているのだろうか?

24年前。1992年。
ミュージカル「オペラ座の怪人」のピットのオケで昼と夜の2回本番だった。確か3ヶ月程のロングラン公演の真っ最中。現在、この劇団は生のオーケストラは使っていない。全て録音である。座長がオケ嫌いとの噂も。

28年前。1988年。
当時勤めていた高校(非常勤)の同僚の音楽教師が、G大同期のバス歌手であり、この日は彼のリサイタルを聴きに行った。シューベルトの「冬の旅」全曲を歌っていて、それは素晴らしかった。

32年前。1984年。
G大生だった。「今日はクラリネット科のおさらい会を聴いた。皆変なチョンボが多かった。でも上手かった」

36年前。1980年。
高校の卒業式(自分はまだ在校生)。卒業とはいっても卒業生は皆同じ大学を受けるし、3日後にはもう第一次実技試験だし…「そもそも音楽には卒業なんて無いのだから」なんて生意気な事も書いてあった。

40年前。1976年。
ひと月程前に右腕を骨折してまだリハビリ中。だが期末テストを目前にして、8時間も勉強した中学1年生。


今日はこれまでの閏日の中では、一番大人しい日。だが、先日のフルートアンサンブルのコンサートの録音録画の編集、そして次なる作編曲に追われ、ピアノとパソコンに交互に向かう、不健康な一日であった。


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