壁と天井と床

ハロウィン前日の定演本番@藝大奏楽堂。

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ところで、そのハロウィンに因んで…

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「ホーンテッドマンション」の一角みたいなこのホラーな空間は何処なのか…?
右側の壁は実は大きな扉、「フタ」とも言える。つまりここは蓋の裏側。

表側というと…

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実はステージの背面上部(ゲネプロ風景)。
今回のステージにはいつものパイプオルガンが無い。要するに背面にそびえるオルガン全体が隠されているということだ。先のホラーな空間はそんな訳でオルガン中央の鍵盤部分への通路を上手から写した光景なのだが、危険なのでこれ以上先には進めない(奥に何か居るし)。

さてこのホール、この蓋だけではなく、天井の反響板の位置も可動式だ。

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昨日はこのようにノーマルな状態だったが、最高部まで上げると、まさに四角い箱状態にもなれるのだ。当然それぞれの状態によってホールの「響き」が違う。
それにもう一つ、今回のオーケストラは完全フラット、つまりひな壇無しだ。
これ、全部指揮者の御意志に依るもの(若しくはセッティングの都合?)だが、「天井ノーマル&オルガン無し&フラット床」というのは、もしかしたらここで演奏するようになって初めてかも知れない。

さて、となるとその中でどのようにマイ楽器が響いていくのか、言い換えればどうすればイイ感じに響いていくのか、その試行錯誤が面白い。特にオルガンの有無は空洞の有無でもあるので、結構影響が大きいし。

ただ、ひとつ困る事がある。それは練習の合間などにあまり高音のfffとかが出せない事。存分に心ゆくまで試したいのだが、周りは相当嫌がるだろうと思う。ピッコロとはそういう楽器である。「耳をつんざく」とはこんな感じなんだろうな…

ホールに誰も居ない時を狙ったとしても、それはそれで響き過ぎる。結局はリハや本番での「出たとこ勝負」になってしまうのだが。

とにかく今回のホール状況、いつもと比べてマイ楽器は幾分大人しく聞こえた。例の「髪留めゴム作戦」も試してみたのだが、結果的にそれはやらずに済んだ。

今日はしかし、そんなホールのせいでも何でもなく、ちょっと緊張してしまい、1ヶ所ソロで大失敗をしでかしてしまった。まだまだ修行の足りない自分を痛感する。


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