時間の感覚 その1

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ギタリスト橋爪晋平さんとのデュオリサイタルを無事終える事ができた。

単独ギターとの共演は、ちょっとした夢であった。橋爪氏にオファーを出して快諾頂いたのが今年の1月上旬…と思ったらもう終わってしまった。

早いものだ。早いものだが、本番までの時間経過はそうは思わなかった筈だ。この感覚の違いは何なんだろう?

もう少し詳しく検証してみよう。

会場の榎坂スタジオは6ヶ月前からの予約なので、オーナーに電話したのが3月1日。1月からここまでの2ヶ月間はとても長かった。

そしてプログラムは決めたものの、そのうち2曲はFlute&Guitar用に編曲しなければならない。初めての試みなので、ウチにあるギターを片手にああでもないこうでもないと苦戦し、5月下旬に仕上げて氏に楽譜を送る。この2ヶ月間は今度はあっという間だった。

一方フルートのみの無伴奏曲が2曲あり、そのうち現代音楽の方についてはゆっくりゆっくりさらっていった。本番に吹ければいいので、譜読み中の時間経過は遅く感じられたと思う。

季節は夏になり、いよいよ橋爪氏との合わせが始まった。最初の合わせは8月上旬の恐ろしく暑い日、そして最後の合わせは本番の3日前、記憶に新しい今月の長雨の頃だ。この約8週間はとても短かく感じた。

やはり何かに負われている時や夢中になっている時は早く、気分的に余裕がある時はゆったり流れるようだ。

そしてこの最後の合わせから本番までの3日間、これがもう…これまでになく長かった。待ち遠しさとプレッシャーが入り混じり、早く本番を迎えたかったのだと思う。

ついでに本番当日。リハーサルを終えてから開演までの約1時間、そして開演後の途中休憩15分、これも何れも妙に長く感じられた。体力を整える貴重な時間である反面、テンションは最高潮なので逸る気持ちの方が強かったと思う。

 

さてこうして1週間が経った。自主公演というのは後始末もいろいろある。御礼とか会計とか。そんなこんなでまた負われていたので、この1週間がまた瞬きする間に過ぎた。

まあ、こういった「早い」「遅い」といった時間の感覚の違いは、プレッシャーのかかる本番を幾つか経験していると、多分に予想できる。総合的にやっぱりあっという間なんだろうな。

という訳でこのコンサート、早速第2回を計画し、1年後の9月11日にホールをおさえたが、この調子だとこの本番も恐らくあと1ヶ月でやって来るだろう(笑)


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