フィットネス10周年

いつものスポーツクラブにてトレーニングを終え、ふと気づいたら最初に通い始めた日から今月で丁度まる10年経っていた。10年なんて瞬きする位あっという間だ。

だがこの10年の中で、実はクラブは2回も替えている。設備・料金や自分の都合、色々な条件を考えてきての結果だ。

そして何より、この10年の中でトレーニングに対する考え方も微妙に変化してきている。

最初の1〜2年はとにかく面白くてランニング・バイク・水泳・エアロ・筋トレと何でもかんでもやっていた。そうしたら体重-8kg、体脂肪率-8%、ウエスト-8cmという3つの-8が出揃い、それまでのブヨブヨの身体が一気に引き締まった感じだ。時に40代前半。

次の3〜4年間は、今度は筋肉を付けようと、筋トレでの重りをやたらと重くしていった。同じ頃、元同級生で友人のピアニストに20年ぶり位に再会したが、学生時代のガリガリ君が米国でトレーニングした結果、筋骨隆々のマッチョマンに変身していた事にも刺激を受けた。40代後半だった。

だがそのせいで関節を痛めたこともあった。その後は、もうそんな無理はやめて、できる範囲内で緩く続けながら、現在に至っている。さっきの-8シリーズも流石にあれから増えたが、何とか標準範囲内でキープしている。太り易い体質なので、くれぐれも食べ過ぎには気をつけているが。

昔はトレーニングの後本番に出たりしていた。でも今はもうそんな事は無理だ。疲れと眠気により、もうその日は殆ど使いものにならない。何より50歳辺りから脚、膝、肩etc.あちこち傷んできたし。ひしひしと年齢を感じる。

しかしながら、自分にとってトレーニングの本来の目的は、別にケンカに強くなる事でもマッチョになる事でもなく、仕事に適した身体の状態を保つこと。

変な話だが、ピッコロ奏者がオーケストラでよく使う筋肉は…実は背筋である。何故なら、じっと座って待っている時間がとても長いからだ(笑)

背筋も腹筋も鍛えてきたお蔭で、オケでは待つ事も吹く事も随分楽になった。単純に運動不足の解消の為に10年前に始めたトレーニングだったが、結果的に結構このように仕事の一部として役立っている訳だ。

一方、職場での同僚のフルーティストさんは「ゆる体操」というのをやっている。この方は宝石のような美しい音を奏でる日本一のオーケストラプレーヤーだな、と常々自分は思っているのだが、この音色は「ゆる」効果に因るところも大きいとも考えられる。

そんな訳で、演奏活動も30年以上続けると、良い演奏の為には、ロング・トーンも指の練習も勿論大切だが、その前に健康でバランスのとれた身体作りを、という事を痛感する。遥か遠くに「還暦」が見えてきた今日この頃、細々とでもトレーニングはこれからも続けていきたい。

尚、10年前と今とでは自分はこんな感じ。

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