最近のトレンド(?)…. picc. 編

昨年の秋、尊敬するピッコロ奏者、フィラデルフィア管弦楽団の時任和夫氏の演奏を聴きに行き、その後少しだけお話をさせて頂いた際、氏にちょっと面白い物を頂いた。

髪留め用のゴムである。

直径1.5cm位。小さな女の子用ともいうべきか。何処でも手に入りそうな物だが、このサイズが重要だ。

氏曰く、これをピッコロの先端に巻くと良いヨとのことである。

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早速家でやってみたのだが、効果はよく判らず。というか、ややマイナス気味。

考えてみれば至極当たり前のことで、響きを止めちゃうことになる訳だし。

ところが、職場のホール(奏楽堂)で試してみると、なる程、高音域のffの時に音が纏まる感じである。

中低音域ではやはりあまり使えないが、例えば「エグモント」最後部の一発芸や、ショスタコーヴィチの交響曲等では使えそうだ。

従ってリハや本番中、吹く箇所によってこのゴムを付けたり外したりして、その効果を確かめながら使っている。

各パッセージを(指揮者はともかく)自分はどういう音で、どういう風に吹きたいかを考えていく際に、この”髪留め”は役に立ちそうだ。

ただ…欠点がひとつ。とても装着しにくいのである。

うまくやらないと「ピン!」と飛んで行ってしまう。他の奏者の所になんか飛んでいったらもう、目も当てられない。

先日の本番では、従って充分に休みの小節がある所のみ使っていた。

…それにしても面倒だなと思い、逆に頭部管に付けてみた。

一見もっと響きを止めそうな場所だが、以外とそんなことはない。歌口の右側と左側、どちらに巻くのが良いか、何mm位の所が良いかについてはまだまだ研究の余地がある。ゴムの微妙な材質や、吹くホールによっても違うかも知れない。

ただ、中低音への影響はなく、付けっ放しで良さそうだ。

ただ…ここはここで別の欠点がある。それはやはり”見た目”の問題。ちょっとみっともないのだ。

今度は黒い色の同じ物を探してみよう。


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