「…..後期定期演奏会が2週間後に迫ってまいりましたが、今回の演奏会はチケットの売り上げが非常に厳しい状況となっています。
楽員の皆さんも、ぜひ広報活動などを積極的に行っていただいて、1人でも多くのお客様にお越しいただけるよう、ご協力をお願いいたします」
と事務局から連絡が来たので、ここでもコンサートの宣伝をさせていただく。
「リヒャルト・シュトラウス 生誕150年記念」
日時:2014年10月24日(金)19:00開演(1
会場:東京藝術大学奏楽堂
■曲目
オペラ《ばらの騎士》op.59よりワルツ集第1番 TrV227c、ワルツ集第2番 TrV227a
ホルン協奏曲第2番 変ホ長調 TrV283
メタモルフォーゼン(変容)TrV290
交響詩《死と変容》Op.24,TrV158
■出演
指揮:高関 健
ホルン:日髙 剛
入場料:3,000円 全席自由
主催:東京藝術大学音楽学部・東京藝術大学演奏藝術セン
…..確かに、どちらかというとシュトラウスの作品としては、マイナーなナンバーが並んでいる。Hr.協は2番の方だし、交響詩は「ドンファン」でも「英雄」でも「ツァラトゥストラ」でもない。「死と変容」は素晴らしい曲だが、先の交響詩よりはかなり地味で短めで、自分もコンサートのメインプロとして吹くのはこれが初めてだ。
ついでに言うと、この絵はチラシの裏面なのだが、若かりし頃のRシュトラウスの顔写真というのも珍しい。(申し訳ないが)こんな冴えない風貌だったのか…
最近のウチの“会社”のプログラムはつくづくマニアックだ。有名ドコロを入れておかないと客足が悪くなってたちどころに台所事情に影響が及ぶナントカフィルの名曲シリーズみたいなコンサートでは絶対に並ばないプログラミングである。なので、考えようによっては後にも先にももう聴く事はない、貴重なコンサートである。
何といっても指揮者とソリストが素晴らしい。Hr.の日高氏は10年前まで新潟のサマーミュージックキャンプで一緒に講師を務めた事がある。広響→日フィル→読響→N響とめまぐるしく職場を移った彼が、オーケストラとホルンの関係を知り尽くしたRシュトラウスのコンチェルトと吹く訳だから、ファンまさに必聴であろう。
チケット取り扱い
藝大アートプラザTEL:050-5525-2102
ヴォートル・チケットセンターTEL:03-5355-1280 http://ticket.votre.co.jp/
東京文化会館チケットサービスTEL:03-5685-0650 http://www.t-bunka.jp/ticket/
イープラス(e+)http://eplus.jp/
チケットぴあTEL:0570-02-9999 http://t.pia.jp/
ところで今日は、東京オリンピックの開会式から丁度50年という記念すべき日。
当時東京:中野区に住んでいた自分は、空に描かれた5つの輪を、母に抱っこされながら見ていたそうだ。