戦歿者追悼式2014

毎年、8月15日の午前11時50分頃になると、日本武道館で催される「戦歿者追悼式」がNHKで放映される。

テレビで映るのは総理大臣の式辞と正午の黙祷と天皇陛下のお言葉辺りだと思うが、その前に国歌斉唱、その後に幾つかの式辞と献花がある。

その時のBGMを奏でているがGフィルであり、この仕事はもう自分がオケに入るずっと前から毎年続けている。

自分が初めてこれに乗った時は確かまだ昭和天皇だった。総理大臣は誰だったか憶えていない。この仕事の度に総理の顔が替わり、つくづくよく替わる国だなと思う。2年以上連続したのは今回の阿部氏、そして小泉氏位なものか。

 

日本の主要人物が一気にここに集まる日なので、武道館周辺の物々しさはハンパない。警備が激しいだけではなく、右翼団体や何かの抗議集団とかまで集結して、メガホンで何やら訴えたり署名活動したり、一触即発の状況である。

そんな中、オケのメンバーは隣りの靖国神社の一角に(そっと)集合し、紋章を貰う。これをちゃんと身体の見える所に付けないと、絶対に館内に入れてくれないので、集合時間に遅れる訳にはいかない。紋章は年毎に微妙に違うので、遅刻しても去年のさえ持っていれば…というのも駄目であろう。

 

このようにして武道館地下にある控室に入ると、今度は「楽器の検査」というのがある。何か危険な物が入っていないかどうか、ケースを開けて中身を係官にチェックされ、OKの証拠にリボンをケースに結ばれる。

が、自分のフルートケースの場合、結ぶ所が無いのでいつも蓋をする時にリボンを挟み込んでいる。面倒臭いが、まあほんの1時間程度の手間なので大した事ではない。

控室からトイレに行こうとすると、その廊下は目つきの鋭いSPだらけ。それもその筈、トイレの隣りの部屋が「特別来賓控室」となっていて、偉い政治家達が入るからだ。何故かドアが開きっ放しになっていて、チラ見してみると、よくTVで観る党首とかが居たりする。

当然そのトイレでもごくたまに遭遇する。当時の大蔵大臣、故:橋本龍太郎氏が自分の隣りで用を足していた事もあったのは、印象深い思い出だ。

このようにして、先ずは会場にて30分程リハ、そして11時40分頃再集合して式典本番となる。

 

ところで、会場内には2種類の「ヒョウチュウ」がある。

ひとつは勿論メインの標柱。

20140815a

もうひとつは省エネ対策として置かれている「氷柱」だ。

20140815b

省エネの効果があるかどうかはビミョーだ。

 

この「戦歿者追悼式」シリーズはネタが尽きないので、続きはまた来年。


カテゴリー: 未分類 タグ: , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください