イサン・ユンとロングブレス・ダイエット

「ロングブレス・ダイエット」というのが話題になっている(いた)。

これはただ単に長くブレスさえすれば痩せられるという訳ではなく、吸い方&吐き方、また姿勢や力の持って行き方等いろいろあるそうである。

具体的には例えば、

・3秒間吸って7秒間吐く、これを6回繰り返す。
・この方法でただ呼吸するだけではなく、それなりのポーズがあるようである。
・尻や下腹部をキュッと締める。
・吐く時に全身に力を入れる….等々。
(3+7)×6=1分という時間の中で確かに身体が熱くなってくるが、これを何回か、何日か続けると身体が締まってくるらしい。

話は替わるが、今日は「尹伊桑(イサン・ユン)の管弦楽作品集」という、あまり楽しくないコンサートの本番があった。
「礼楽」「クラリネット協奏曲」「交響曲第2番」と続いたが、どの曲もいつになくもの凄くキツいパート譜。高音のffが延々と続くかと思えば、トリルや32分音符の嵐。しかも休みがあまりない。
すると例えばある曲なんかは、一段落吹いた直後は呼吸ができなくなってしまう….正確に言えば、息を吸わなくても済む身体の状態が15〜20秒位続き、言ってみればその間無呼吸状態でいられる。
その後、深くゆっくりと息を吸い始める。最初は1分間に2回程の呼吸、そして次第に普段の呼吸リズムに戻っていく。
だが今回のパート譜は、このように呼吸を整える暇があまりなくてつくづく困った。

さて、こういう自分の身体の状態は実は今回だけではなく、普段の自分の練習、或いは木管五重奏等でもよく起こるのだが、考えてみればこの長いスパンでの呼吸法、下半身をしっかり支える姿勢、更には吹いていて身体が熱くなってくる状況は、先の「ロングブレスなんちゃら」にちょっと似ているところがある(明らかに違うのは、吐く時に全身に力を込める事位か)。

そのせいかどうか知らないが、今回はこの仕事で体重が1kgだけ減った(笑)

ではこういう呼吸法さえしていれば、皆が痩せられるかというとそういう訳ではないだろう。
何より、だからといって高カロリーの物ばかりバクバク食べてては元も子もない。

残念な体型の管楽器奏者なんか何人もいるし。


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