ゴーストライターはベートーヴェン

アントニン・レイハというチェコのフルート奏者兼作曲家がいる。1770年生まれで、15才の時にはケルンの宮廷楽団に入団。
この時の同じオケのヴィオラにルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンがいた。二人は互いに仲良しとなり、その後ボンの音大に一緒に入学。

 

レイハは24曲の木管五重奏曲を残している。
正直言って沢山書いている割には、あまり印象のない曲ばかりだが、今日よく演奏されているのはOp.88-2,Es-Durの他、あと1〜2曲といったところか。

 

この曲op88-2、自分も何度か学生の頃から演奏した事があるが、「ベートーヴェンの親友だった」という予備知識があったからかどうか、妙にベートーヴェンっぽい。節回しといい、曲の展開といい…。

 

調べてみたら案の定そうだった。
どういう理由からか、この曲の大部分はベートーヴェンが作曲し、レイハは管楽器奏者としてその修正を施していたのであった。
以下はレイハがベートーヴェンに作曲を依頼する際に手渡していたこの曲の「設計図」である。
 20140401
(ニュルンベルク国立博物館蔵)
そういえば、これと非常によく似た物を最近のニュースで観た事がある。
ベートーヴェンの方がゴーストライターだったとは…

 

とまあ、タチが悪いのでここまでにしておこう。
今日はエイプリル・フール。

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