黒馬騎兵隊行進曲

今日は岐阜の子供達によるバンド「岐阜ジュニア吹奏楽団」の春合宿指導最終日。
今秋の定期演奏会用のプログラムの中に、スーザの「黒馬騎兵隊」という耳慣れない名の行進曲があり、今日はこれの練習をつけてから帰って来た。

F-Durで6/8拍子、そして普通に二部形式。

題名通り、馬のひづめの音やいななきさえ聞こえてきそうな、楽しいマーチである。

この子供バンドは定演を重ねながら、実はスーザの総てのマーチを網羅しようとしているので、大したものだと思うが、こんな“マイナーナンバー”でもこんなにイイ曲があるのかとびっくりしてしまった。

更に驚きなのは、この全体合奏が、実は子供達にとっても初合わせだったという事。自分はてっきり、既に何回か顧問の先生が練習をつけていたと思っていた。

それ程までにこの曲は明るくて解りやすくてノリが良いのであるが、同時に基礎的な演奏能力も問われそうな、考えようによっては難しい曲だ。でも実にやり甲斐のあるマーチ。スーザって改めて凄い。

その後、別のトレーナーの人としみじみと会話。

「最近のコンクールの課題曲ってさ、自由曲との時間の兼合いでどうしてもマーチを選んじゃったりするじゃん。するとさ、そのマーチってどんなに上手く吹いてもサマにならないんだよね」
「その点スーザのマーチってさ、今日みたいに子供が初めて吹いてもサマになるんだよね」
「何故でしょうね」
「やっぱ曲じゃない?」

課題曲だからリズム音程フレージングetc…いろいろな審査要素を盛り込まなければいけないのは解る。が、中には何だか水でも混ざったように薄っぺらいマーチがあったりして、申し訳ないが聴いていて腹が立ってきたりする。

だが、スーザのマーチ総てが吹き易くてノリ易いかというと、全然そんな事はない。中には真逆のナンバーがある。しかし奥深くてやはり味がある。例えば昨年この子供達がやっていた「小銃連隊」等。

こういう曲が課題曲だったらどうなってたか?

結構甲乙付け易くなるかも。

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