スターウォーズと私

「スターウォーズ、エピソード3~シスの復讐」を観た。

ご存知の通りこのシリーズの歴史は長く、エピソード4にあたる第1作が日本で公開されたのはもう27年も前、まだ自分が高校生の頃であった。こんなに長い歴史がありながら、劇場でこの映画を観たのは実は今回の「シス」が初めてで、それまでの5作は全部TVでだった。いうまでもなくスクリーンの迫力は、どんな大画面のテレビでもかなう訳がないが、僕にはちょっとBGMや効果音がうるさ過ぎたかな。

それはともかく、「エピソード3」には話の筋とは別の時点で妙な感動があった。普通ならかつての師弟、オビ=ワンとアナキンの悲しい対決や、パドメの死やお葬式で涙するところであろうが、自分の場合は全く変わっていて、思わずジ~ンと来たのはシスの暗黒卿が弟子となったアナキンを「ダース、ベイダー」と名付けたシーンや手術であの身体となったシーン、そしてパドメの息子ルークが、あの太陽が2つある惑星タトゥイーンの家に引き取られたラストシーンであった。要するに、27年前のあの第1作に着実に結びつく要所要所に、いちいち僕は感動していたのである。

一体何故なのか、「謎が解けた」なんて次元の話ではない。1977年から83年までの間に公開された第1~3作つまり「エピソード4~6」は、大袈裟な話だが僕の青春時代とリンクしている。音高から音大に進んで、いろんなことに悩みながらフルートを練習してた頃だ。

次にあれから16年も経って公開された「エピソード1」の時には、僕は既に仕事に就いていて家族もいる。そんな今の立場の自分があのシーンを観た途端、一気にあの学生時代にタイムスリップされたような気がして、思いっ切りノスタルジィに浸ってしまったのである。

自分のような中年オジサン世代がこの映画を観たら、同じような感想を抱く人が他にもいたかも知れない。だとしたら、この全6作を4~6、そして1~3と製作公開してきた戦略は、物凄く効果があったと思う。この物語を作った人も、ルーカス監督も実に大したものである。

僕は別に「スターウォーズ」オタクではない。キャラクターの名前を全部憶えたり、話の矛盾点をつっついたりすることにも興味はない。だが最近は仕事の息抜きによくパソコンで「1~5」を復讐、いや復習している。

総合的にみてやっぱり一番印象に残ったのは、何といってもエピソード5でのベイダーのセリフ「お前の父はわしだ!」かな・・・。


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